ラブ・イン・ブラックホール

第1話

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天文宇宙学科に入学した大学生のウナは、彼氏からお前と会う時間が無駄だと言われ振られてしまう。同じ学科に所属する幼馴染のテヤンに、お酒を飲みながら愚痴をこぼすウナ。次の日2人が音楽サークルの部室でくつろいでいると、ウナが貸したはずの充電器がなくなっていることに気がつく。テヤンは、最近よく物がなくなると話しだして…。

第2話

朝目が覚めたウナは、部室でなくしていた充電器を自分の部屋で見つける。不審に思いながら大学に行くと、音楽サークルの先輩であるソンウンが、部室からドラムスティックがなくなったとテヤンに話しているところを聞く。家に帰ったウナは、未だに元彼のことを引きずっており一人ベッドで涙を流す。しかしそこで天井の異変に気が付いて…。

第3話

突然部屋の天井から鉛筆が落ちてきたことで、ウナはこれが授業で習った“ホワイトホール”なのではないかと考える。しかしテヤンや後輩のヘミョン、先生に話しても信じてもらえない。ウナが証拠のために動画を撮ろうとすると、元彼から電話がかかってくる。しつこく俺の家で話そうと迫る元彼からウナを助けてくれたのは…。

第4話

オーディションを受けたが、審査員が真剣に聞いてくれなかったと話すテヤンを慰めるウナ。路上ライブをするから見に来てほしいとテヤンに言われたウナは応援に行くことに。ソンウンとアンナも合流し、路上ライブを終えて4人は帰路に着く。するとその途中に、匿名で相手に手紙を送れるという無人の郵便箱を見つけて…。

第5話

天井のホワイトホールから“愛しのウナへ”とだけ書かれた手紙が落ちてきた。ウナはいつも近くにいるテヤン、ヘミョン、ソンウンを意識し始め、今まで気にしていなかったちょっとした気遣いにときめいてしまう。そんな中3人とウナとアンナで飲みに行くことになり、そこでアンナがウナにとある相談を持ちかけてきて…。

第6話

テヤンはウナに思いを打ち明けるが、2人は少しぎこちなくなってしまう。そこへソンウンがやってきて、ウナに星を見に行かないかと誘う。誘いに了承したウナを見て、テヤンはアンナを誘いウナ達と同じ場所に行こうとする。星を見に行く前に2人で食事に来たテヤンとアンナだったが、テヤンは以前ウナと一緒に来たことを思い出してしまって…。

第7話

星を見た後、ウナとソンウンは帰路に着き、テヤンとアンナは居酒屋に向かった。アンナは必死にテヤンの気を引こうとするが、なかなか上手くいかない。痺れを切らしたアンナが酔いつぶれたフリをすると、テヤンはアンナをウナの家へと運んだ。ウナの家に初めて来たテヤンはホワイトホールの在り処を聞くが、ウナは答えなかった。

第8話

アンナは課題である動画を撮影してもらうためにテヤンを誘った。撮影後、テヤンはアンナからのお願いでギターを弾いて歌うことに。しかし、テヤンは歌っている間もウナのことが頭に浮かんで、演奏が止まってしまう。ごめんと謝るテヤンにアンナは大胆な行動をしかけて、私は本気だと告げる。

第9話

アンナはウナの部屋で見つけた写真をテヤンとウナに見せる。その写真はソンウンとウナが仲良く映っている写真だったが、日付が未来の7月6日になっていた。ホワイトホールから来たメッセージの相手がソンウンだったことを知り、複雑な気持ちになったウナは部室で久しぶりに1曲奏でる。そこにテヤンがやってきて…。

第10話

夜中、家に誰か侵入者が入ったと勘違いしたウナはテヤンを呼び出す。侵入者はネコだったが、呼び出す相手が違うとテヤンは早々に帰ってしまう。翌日、オーディション準備をしているテヤンの曲を聞き合いの手を入れるウナ。また歌う気はないかと誘うが、ウナは過去の傷からまだ恐怖心を覚えていた。そんな中、アンナが二人の会話を聞いており……。

第11話

部室でヘミョンと話していたテヤンの元に一本の電話がかかってくる。その電話は音楽会社からで、なんとオーディションの誘いの電話だった。7月6日にオーディションを受けることになったテヤンだが、日にちを聞いてソンウンとウナの写真が頭をよぎる。一方で、一緒にいたソンウンとウナの元にアンナがやってきて…。

第12話

ウナのおかげで事故に遭うことはなかったが、オーディションには間に合わなかったテヤン。また路上で歌うなどの地道な努力を重ね始めるが、そんなテヤンの元へ応援に来たのはアンナだった。そこでアンナは今日が7月6日であることを教え、あの写真の場所へ行ってみたら?と提案する。テヤンはアンナに背中を押されウナの元へ行くのだが…。