24 ‐TWENTY FOUR‐ リデンプション Redemption

24 ‐TWENTY FOUR‐ リデンプション Redemption

アフリカのサンガラで、最新の武器を確保したジュマ将軍率いる反乱軍が、現政権のマトボ首相を倒しクーデターを企てていた。ジュマ将軍の右腕であるデュバク大佐は村から少年たちを誘拐して洗脳し、反乱軍の戦力となるべく少年兵を養成していた。同じサンガラの町はずれにジャック・バウアーは潜伏していた。CTUで残忍な拷問をしたことが上院で問題になったジャックは過去から逃れ、特殊部隊時代の友人カール・ベントンを訪ねてサンガラに来ていたのだ。そんなジャックに大使館から召喚状が届いた。大使館の補佐官は、1年も召喚状を無視しているジャックを探すため、町はずれにあるベントンの学校にまでやってきた。補佐官はジャックに警告するが、ジャックはアメリカに戻るつもりは全くないと言い切る。孤児たちを救済して学校を運営しているベントンに迷惑がかからないよう、村を出ていこうと決心するジャックだが、クーデターに巻き込まれてしまう。一方、初の女性大統領誕生まで2時間を切ったころ、ダニエルズ現大統領にマトボ首相はアメリカの援助を求めてきた。だが地球の裏側の内戦に巻き込まれたくない現大統領は、大使にアメリカ国民の一斉避難を指示する。