ケータイ刑事 銭形海 サードシリーズ

第1話 噂の刑事、ついに登場!～日焼け書道家殺人事件

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海(大政絢)が神社の境内で新年のお参りをしていると、ひったくり犯を追っていた男にマウンテンバイクを奪われる。そんな時に書道教室で殺人事件が発生する。現場に向かうと、自転車を奪った男がいた。色黒の外見はどう見ても刑事には見えないが、その男こそ、巡査長の松山進(松崎しげる)、海の新しい相棒だった。2人によるはじめての捜査が始まった。殺害されたのは松山の書道の先生でもある書道家の最(中原和宏)で、ナイフでの刺殺よる失血死だった。海は遺体を発見した他流派の書道クイーン、空海子(宝積有香)から事情を聞くと、昨夜、最と激しい口論をした後、深酒してしまい記憶がないという。自分の仕業かもしれないと告白する海子だったが、アリバイがあることが分かる。海子は2人とも流派の違う鯱(酒井健太郎)にハメられたのではないかと言い出し…。

第2話 吸われる魂～血を吸うカメラ殺人事件

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日焼けカラオケの仲間だという写真家、ハマーチー(半海一晃)の芸術撮影会に招待された松山(松崎しげる)は、海(大政絢)も会場に連れて行く。ハマーチーは、被写体は必ず死ぬと言われている"血を吸うカメラ"で、女優のジョイトイ(廣瀬麻衣)を撮影する。無事終わったかに見えたが、ジョイトイがメイク室で悶絶死する。体内から青酸カリが検出されたことから、海はハマーチーとジョイトイのマネジャー間黒(八十田勇一)に部屋から出ないよう伝え、血を吸うカメラを調べるのだが、変わったところはない。推理を重ねてみるが、結論が出ずにいた。そんな中、間黒がハマーチーが莫大な借金をしていることを告白する。それを知って怒ったハマーチーは…。

第3話 ザバーンザバーンは異国の香り!～プリンセス殺人計画

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銭形海そっくりのT・ザバーン王国のプリンセス・カイ(大政絢)が来日する。その矢先、大使館に暗殺予告状が届けられた。王女と身代わりとなって捜査をすることになった海は、松山(松崎しげる)とともに大使館に向かう。2人を出迎えた王室執務長のオルカ(デビット伊東)は、王政廃止を唱える武力グループがカイの命を狙っているのだと告げる。そんな中現れたプリンセス・カイと海が入れ替わる。松山には見分けがつかないほど2人は似ていた。早速、王女としての作法を学んでいた海だったが、嫌気がさして逃げ出し、カイと松山のもとへ。するとどこからボウガンの矢が飛んできた。反射的に逃げ出す人影を見た松山が後を追うが・・・。

第4話 松山刑事、最大の危機!～会社社長誘拐殺人事件

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松山(松崎しげる)が金属バットを持った男に襲われた。松山と待ち合わせをしていた海(大政絢)だったが、誘拐事件が起きたため現場に急行する。誘拐されたのは会社社長の鯨岡潤一郎(田中実)だった。鯨岡邸で鯨岡の妻の真理子(田中有紀美)に事情を聞くと、犯人から5億円の身代金の要求があったようだ。一方、暗い一室で捕らわれの身となっていた松山と同じように捕らわれている男がいた。それは鯨岡だった。松山は彼を救おうとするが、強い睡魔に襲われ意識を失ってしまう。

第5話 川渕浩探検隊シリーズ!～海底洞窟の謎を追え!殺人事件

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テレビ番組の企画で、とある森に呼び出された海(大政絢)。伝説の天才女子高校生刑事と2代目川渕浩(吉永秀平)が対面し、森に潜む「海底洞窟の謎」を暴こうという企画らしい。乗り気の松山(松崎しげる)に渋々ついていくことにした海は、スタッフとともに森の中へ進む。すると海底洞窟があるといわれるトンネルに到着した。救命胴衣を着けて洞窟の中に入ろうとすると、監督の浜(古屋暢一)が演出の指示を出すが、川渕はその指示に不快感を示す。さらに洞窟内での演出についてもめる2人を松山が制する。そんな時、毒クモが現れ一行は外に逃げるが、浜の姿がない。浜は洞窟内で水浸しになって倒れていた・・・。

第6話 時を越えた指紋!?～タイムスリップ殺人事件

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海(大政絢)と松山(松崎しげる)のもとに、蟹江(斎藤洋介)という所轄の刑事がやってきた。未解決事件の犯人の手がかりを得たため、相棒の鳩山刑事とふたりで告発しに来る予定だったが、鳩山が時間になってもやってこない。そんな中、鳩山刑事が殺されたとの連絡があり、海たちは現場に急行する。犯行手口は未解決事件と似通っており、凶器の指紋も同じだった。そこに海老沢(斉藤悠)という怪しげな男が自首してくる。海老沢は未解決事件の犯人だともいうが、当時5歳の海老沢には殺せるはずがない。しかし海老沢はタイムスリップして殺したのだと言い出し・・・。

第7話 BS初!ついにやるのかフィギュア劇!?～銭形海、世界を駆ける!

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東京征服をたくらむ悪の天才科学者、ドクターアンドリウが開発した怪光線により、海(大政絢)が人形になってしまった。同じように光線を浴びた松山(松崎しげる)・柴田(大堀こういち)も人形になってしまう。そんな時、アンドリウが殺されたとの連絡が入ったため現場に向かう3人だが、小さくなってしまったためエレベーターに乗るのも一苦労。現場に残されたヒントからアンドリウを殺した犯人を追う3人は、フランス、イタリア、中国と海を渡ることになるのだが・・・。

第8話 タキシード刑事来日!～ムータコ殺人事件

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警視庁に殺人予告が届いたため、海(大政絢)と松山(松崎しげる)は予告された現場、新興の降霊で知られる"ムータコ東京支部"に向かう。現場で待っていたのは、ソウル市警のシン・ドンウク(本人)だった。ソウル市警にも予告が届いており、降霊術師・パクを2ヶ月前に殺した犯人を殺害するという内容だった。遺体を発見したのはパクの3人の弟子、斉藤新(岡雅史)、チェ・ジョジン(ミョンジュ)、リ・ジョンファン(漆崎敬介)で、ダイイングメッセージとして一番弟子の斉藤の名が残されていた。斉藤を聴取すべく中に入ろうとする海たちだったが、降霊の儀式が終わるまで中には入れないと断られる。仕方なく儀式に参加することにするが、その最中、東京支部代表の剣山が何者かに殺害されてしまう。

第9話 女子高生刑事はケータイ電話の夢を見るか～銭形海の悪夢

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警視庁一室で昼寝をしていた海(大政絢)が夢を見ていた。殺人事件が発生し現場に駆けつけたニセ銭形海(佐藤二朗)に対し、松山(松崎しげる)は偽者だと気づかないようだ。仕方なくやってきた海に対し、偽者は推理対決で勝負を挑む。3人の中から犯人を探すのだが、3人とも諏訪太朗(本人)が変装しているふざけたクイズに海はあきれ果てる。さらに海は次々と悪夢にうなされて・・・。

第10話 シリーズ最後の舞台!!ついに公開!後悔しないよ!死の航海! ～超豪華客船キングアンドリウII世号殺人事件 【事件編】

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豪華客船「キングアンドリウII世号」に招待された海(大政絢)と松山(松崎しげる)。出航のテープカットを行うべく、船長の港(林和義)から紹介されたのは、各界のキングと賞賛されるサイエンティストの平目源内(遠山俊也)、マジシャンの昇天斎鯨(金剛地武志)、プロデューサーの小板洋司(牧原猛)だった。そこにキング・オブ・カラオケの松山も加わり、式を行おうとすると、超能力クイーン、磯崎絵里子(宝積有香)が待ったをかける。テープカットを行えばこの中の1人が死んでしまうらしい。超能力で中板が死ぬことを予言した絵里子を無視してテープカットをすると、予言通りの中板が倒れてしまう。検死の結果、毒物による中毒死と判明し、海は殺人事件とみて捜査を始める。

第11話 シリーズ最後の舞台!!ついに公開!後悔しないよ!死の航海! ～超豪華客船キングアンドリウII世号殺人事件 【捜査編】

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平目源内(遠山俊也)が 人目の犠牲者となった。またしても毒物による中毒死で、絵里子(宝積有香)が予知したとおりの結果となった。超能力による殺害は法で裁けないと主張する絵里子を、松山(松崎しげる)は独自に推理して追い込もうとする一方、海(大政絢)は平目の日常的な癖を利用した犯行とにらむのだった。そんな中、絵里子の超能力の秘密を暴くため、昇天斎(金剛地武志)が自分のマジックと同じことを超能力でやってみせろと勝負を挑むのだが・・・。

第12話 シリーズ最後の舞台!!ついに公開!後悔しないよ!死の航海! ～超豪華客船キングアンドリウII世号殺人事件 【解決編】

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昇天斎(金剛地武志)がマジックで箱の中に仕掛けたマネキンに銃殺された。マジックのタネを発見した海(大政絢)によって、用意された箱の仕掛けの中にマネキンと同じ格好の人が待機していたことがわかる。また、その人物は昇天斎のアシスタントで、絵里子(宝積有香)が共犯者だと海は推測する。そのとき、窓の手すりに半身を乗り出すように倒れている人影に気づく。アシスタントが死んでいたのだった。しかし柴田(大堀こういち)の報告によると、昇天斎がマジックを見せる前に死んでいたことが分かり・・・。

第13話 さらば松山刑事!愛のメモリーは聞こえるか?

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パプアニューギニア警察に異動が決まった松山(松崎しげる)を海(大政絢)と柴田(大堀こういち)が祝う中、強盗殺人で服役中の潮(天蝶二)が脱獄したとの知らせが入る。潮は3年前に松山と当時の相棒、波越(木之元亮)に捕らえられたものの、現金輸送車に詰まれた大金の行方はわからないままだった。潮が送ったとみられるファックスには、14時の連絡に松山が出るよう記されていた。事件を知って警視庁に来ていた波越は一度署に戻ると伝え、その場を後にする。14:00になり、謎の男から連絡が入る。男の狙いは松山に関係のある人物を1人ずつ殺していくことで、すでに浪越を捕らえたことをにおわせた。責任を感じた松山は、1人捜査に出るのだが・・・。