ほぼ日の怪談。

第一話 せまいシングルルーム

出張で訪れた古いビジネスホテルの嫌に蒸し暑い一室。そのホテルでは過去にとある事件が起こっていた。

第二話 見てはいけない者

ある日の風呂上がり、急に体重が3キロ増加していた。ふと気配を感じ、鏡を見る。そこに映っていたものとは・・・。

第三話 高笑いする女

引越してきた姉の家の隣から、毎晩のように聞こえてくる奇妙な女性の高笑い。その声の主とは一体・・・。

第四話 知らない友人

いつものように女子会に花を咲かせる四人組。しかし、なぜかそのうちの一人が誰だかどうしても分からない・・・。

第五話 残された想い

文化祭が近づいたある日の放課後。静かな校舎に入院中の生気のない友人が現れる。彼の想い、とは。

第六話 本の匂いを嗅ぐ

友人の別荘で見つけた一冊の古い本。その本のある部屋からはなぜか腐敗したような異質な匂いが鼻をつく・・・。

第七話 思い出した回答

取り壊しが決まった母校で再会した3人組。彼らは運命に導かれるように、あの時と同じくこっくりさんを始める。

第八話 ピンクの小さなノート

昔住んでいた家に訪れ、見つけたひとつのノート。父が隠した過去、そして忘れていたある記憶が蘇る・・・。

第九話 あの人はどこにいるの?

母と姉と3人での新生活。幸せな暮らしが始まろうとした矢先、聞こえてきた不可思議な物音。その家には何かが居る。

第十話 じりりりりりりり

一人の女性福祉課職員が訪れたあるおばあさんの家。そこで彼女にだけ聞こえる古めかしい電話の音の正体とは一体・・・。

第十一話 雨の中の友達

激しく雨が降る日の夕方、玄関のチャイムがなる。そこに居たのは来るはずのないびしょ濡れの友人だった・・・。

第十二話 持たされた人形

8年前に若くして亡くなった親戚の部屋を訪れた一人の女性。そこで忘れられたように置かれた一体の人形を見つけるが・・・。