ローカルボーイズ!

ローカルボーイズ!

東京から少し離れたのどかな地方都市で、少年サッカーチームで出会った仲良し4人組。 大人になった今、みんな立場は違えどそこは地元を愛する仲間たち。何をするにも一緒だった。 大学卒業を間近に控えた学年一熱い、役者志望の「シンゴ」(北代高士)。 独学で健康食品の会社を興した元暴走族で血の気の荒い「エイジ」(磯貝龍虎)。 地元では有名な地主の息子で文字通りエリートの「ユウタロウ」(馬場良馬)。 アニメオタクで礼儀正しい彼女いない歴22年の「サンゾー」(高崎翔太)。 4人は喜びを分かち合い、悩みながらもそれぞれに夢を抱きながら過ごしていたが、そんな仲良し4人組に小さい頃から憧れていたシンゴの妹で、地元のOLでしっかり者の「麗子」(渋谷飛鳥)。 卒業後の進路は地元に残るサンゾーやエイジとは対照的に、シンゴは東京の会社に就職が内定、ユウタロウは海外の大学院への進学が決まっていた。 旅立ちを明日に控え、楽しく過ごした仲間や、町にサヨナラを告げる時が来た。 明朝には、みんな離れ離れになってしまう。 だが、彼らは決して口に出さずいつものように笑いあっていた。 そして、旅立ちの時は訪れる・・・