真・恋姫†無双～乙女大乱～

第一席 劉備、新たに旅立つのこと

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黄巾の戦いを無事に収めた劉備率いる義勇軍は、桃花村に戻り平和な暮らしを過ごしていた。一見平和そうに思える義勇軍の面々であったが、劉備は一人悩みをかかえていた…。旅を終えた劉備は安寧な日々を過ごすうちに、太ももやお腹に無駄な肉が付いてしまっていたのだ!そして、減量を志す劉備であったが…。

第二席 鳳統、隠し事をするのこと

桃花村にやってきた何進を救うため旅に出る義勇軍。何進を救う為には3つの薬の材料を揃えなければならない。関羽は江東へ、趙雲と馬超は泰山へ、劉備、張飛、諸葛亮は水鏡を訪ねて行くことになる。諸葛亮の師・水鏡のもとを訪れた劉備たちだったが、そこに薬の素材は無く…。

第三席 呂蒙、学問を志すのこと

孫家の親衛隊士として武芸を磨いていた呂蒙は、ある日孫権の護衛の任を与えられる。呂蒙は毎夜勉学に励む孫権を身近にしているうちに学問に興味を持ち始め、孫権と共に勉強をする事になる。そんなある日、孫策が街で評判の旅芸人を宮中に招くのだが…。

第四席 魏延、一目ぼれするのこと

南蛮に向かう道すがら、団子を食べながらご機嫌の劉備一行。途中、旅の商人から董卓の噂を聞くのだが、思いもよらぬ悪評に誰もが信じられない様子…。そんな時、突然木立から現れた魏延という男勝りな少女といざこざに。魏延により団子をダメにされた馬岱は、魏延に戦いを挑むのだが…。

第五席 孫尚香、務めを果たさんとするのこと

江東に向かう関羽は、途中袁術の治める街に立ち寄る。鈴々たちへのお土産も見つつ街を歩いていると、バッタリと孫尚香と出会う。また家出をしたのかとお説教を始める関羽だったが、孫尚香は重大な任務を帯びて、この街にやってきたのだと言うが。

第六席 魏延、命を狙われるのこと

南蛮に向かう劉備一行。険しい山道を進む中、次々に不自然な事故にあう劉備たち…。そんな中、魏延はなにか不審な気配を感じていた。山道での不意の落石で劉備が足を痛めてしまい、一行は山小屋で一晩休む事にするのだが…。

第七席 黄蓋、策を用いて味方を欺くのこと

ようやく江東に着いた関羽。旧知の孫権が迎えてくれるが、孫家の屋敷を訪れるとなにやら孫策と周瑜が口論をしていた…。孫策と周瑜の喧嘩の根の深さを心配した黄蓋は二人の間に何があったのか探ろうとする…。

第八席 孟獲、たくさん捕らわれ、たくさん放たれるのこと

お昼寝中の南蛮王・孟獲はパヤパヤのしっぽを寝ぼけて噛み付いてしまう。しっぽを噛まれたと抗議するパヤパヤに逆ギレした孟獲は出て行けと追い出してしまう…。一方その頃、常夏の南蛮にやってきた劉備一行。あまりの熱さに水浴びをしているところに謎の動物がやってくるのだが…。

第九席 群雄、董卓を討たんとするのこと

長い旅を終え桃花村に戻ってきた劉備一行。張飛も久しぶりに関羽との再開を果たし、涙ながらに関羽の胸の感触と喜びを味わうのであった…。南蛮象のヘソのゴマ、江東丸、そして持久草と何進のネコ化を戻す材料が揃ったが結果はいかに!?

第十席 周泰、宮中に忍び込むのこと

逆賊・董卓を討つ!檄を飛ばした袁紹に呼応した、曹操、孫策、桃花村の義勇軍、そしてその他一名…。董卓のいる洛陽に向け進軍する連合軍に汜水関を守る呂布が立ちはだかる。汜水関を前に軍議を行う連合軍の天幕に、呂布の軍師の陳宮がたった一人でやってくるが…。

第十一席 張遼、関羽と相打つのこと

洛陽から脱出し華雄と周泰の助力により逃げ延びた董卓と賈駆。周泰の手紙により作戦の成功を知った連合軍の一同は汜水関から虎牢関へと向かう。董卓が全面降伏の意を表し虎牢関の門を開けて迎え入れるかと思いきや…。閉ざされた虎牢関の門を前にする連合軍に張遼が一人対戦を申し込む。

第十二席 群雄、于吉を討たんとするのこと

劉備が宝剣を犠牲にした代わりに貰い受けた、龍神より授けられし伝説の剣"龍の爪"。高貴な血筋に連なる者が強き思いを込めて振るうと、あらゆる悪しき力を打ち破るという…。妖術を操る于吉を倒す武器となるのか!?劉備に全ての運命を託し、いよいよ最終決戦の幕があける!!