飛べ!孫悟空 字幕版(ザ・ドリフターズ、ピンク・レディー)

その一 猿はよみがえる

悪いことばかりしている孫悟空(志村けん)は、御釈迦様にしかられて、岩から出られなくなってしまった。通りすがりのカトー(加藤茶)に助けを求めるが、カトーには助けることができず、三蔵法師(いかりや長介)が来るのを待った。すると三蔵法師は、魔法を使って簡単に助け出してくれた。3人が歩いていると、水の中から沙悟浄(仲本工事)が現れた。

その二 カッパのたたりじゃー

三蔵法師(いかりや長介)を食べようとする沙悟浄(仲本工事)を倒すため、孫悟空(志村けん)はプロレスとボクシングをする。そして巨大化した孫悟空に倒された沙悟浄は、家来となり旅を続ける。砂漠に入り込んでしまった5人は困って、孫悟空に遠くにある山に様子を見に行かせた。そこで美女が豚と結婚させられてしまうと泣いていた。孫悟空はその豚を倒すために争いとなる。

その三 嵐を呼ぶブタ

美女を豚の嫁にさせないように、孫悟空(志村けん)の術でカトー(加藤茶)を美女に変身させ、身代わりにさせた。そうとは知らない豚はカトーにキスをしてしまう。その美女がカトーだと気付いた豚はショックをうけ、孫悟空にとどめをうたれる。そして、その豚・猪八戒(高木ブー)も家来になった。その後、三蔵法師(いかりや長介)たちは森に迷い込んでしまい、5人はほら穴を見つけてそこに入った。しかし、そのほら穴は大口怪獣の口だった。

その四 アッー 大口じゃー!

大口怪獣に飲み込まれた孫悟空(志村けん)たちは、体の中で悪戯をして怪獣にくしゃみをさせ、その勢いで外に無事出ることができた。しかし、飛び出たところを見つかり、反対に追われることになってしまう。逃げる途中、孫悟空たちは金の城を見つけ、入り込んでみることにする。

その五 金角城の決闘

金角城に孫悟空(志村けん)たちが入り込んだことを知った金角(せんだみつお)と銀角(山本明生)は、返事をすると吸いこまれてしまう仕掛けのひょうたんを持ち出し、彼らを閉じ込めた。しかし、みんなで協力して脱出した孫悟空たちは金角と決闘し、勝利をおさめて西へと旅立つ。

その六 火ッ火ッ火ッ!はだか大王だぞー

突然、現れた火をはく男、はだか大王(荒井注)。5人と一頭は力を合わせてなんとか退治したが、今度はもっと強そうな雪男が目の前に現れた。

その七 恐怖のスノーマン

孫悟空(志村けん)たちは雪男に熱湯をかけて退治。再び西へ向かった一行は、いかだに乗って海へ出る。そして無人島にたどり着くが、そこでは謎の美女が待ちうけていた。

その八 タコに御用心

島に降り立った三蔵法師(いかりや長介)は、謎の美女に夢中になってしまった。その美女はタコの化け物で、5人は海に投げ出されてしまう。だが孫悟空(志村けん)が海底でタコを退治したおかげで、一行は事なきを得る。そして腹をすかせて歩き続けた5人は、古い寺を見つけそこでごちそうを出してもらう。

その九 ニンニキ坊主と人参果

ニンニキ坊主(小松政夫)の人参果を助けるために、闘いが始まった。孫悟空(志村けん)は分身の術を使うが効き目はなく、三蔵法師(いかりや長介)を父親と慕った人参果たちの協力でニンニキ坊主を倒すことに成功する。その後、三蔵法師の誕生日をみんなで祝い、次に着いた町でまた三蔵法師とそっくりな顔をしたサンタ大王に出会う。

その十 クリスマスだョ!サンタ大王

クリスマス、みんなでパーティーを開く。サンタ大王の謎もわからぬまま時は過ぎ、クリスマスが終わるとサンタ大王はトナカイを連れて帰って行ってしまう。

その十一 石の怪物地蔵大王!!

孫悟空(志村けん)達は旅の途中、何でも石に変えてしまう恐ろしい怪物、地蔵大王(小林亜星)に出会った。そこでまず馬が石にされ、その上助けにいった三蔵法師(いかりや長介)、沙悟浄(仲本工事)、孫悟空、猪八戒(高木ブー)までもが石にされ拉致されてしまう。1人残されたカトー(加藤茶)は城に潜入し、秘密兵器を使って皆を元に戻し、ちょうどやってきた地蔵大王を倒してしまう。

その十二 大盗賊アリババ アリジジ

三蔵法師(いかりや長介)は正月でめでたいからと、ダイヤモンドをちりばめた袈裟を着てみせた。その様子を草むらから見ていた盗賊のアリババとアリジジは、袈裟を盗もうといろいろと罠をしかけ、三蔵法師を誘拐する。助けに行った孫悟空(志村けん)たちは、盗賊たちをこらしめ、三蔵法師を救い出す。

その十三 火炎山の怪

孫悟空(志村けん)たち一行が西へ進むためには、いつも火が燃えている不思議な山、火炎山を通らなければならなかった。村人に尋ねると、牛魔大王(西田敏行)の妻・羅刹女(京唄子)のもつ芭蕉扇を使えば、火が消えるとのことだった。ところが羅刹女が貸したのはにせものの芭蕉扇で、火は消えるどころか次々と燃えうつっていった。

その十四 続火炎山の怪

羅刹女(京唄子)の罠にはまり燃えだした火を消すため、孫悟空(志村けん)は1人で牛魔大王(西田敏行)のもとへ向かった。ひとあおぎで火が消えるという扇を奪いとった孫悟空は、一目散に城から逃げ出した。

その十五 再び火炎山の怪

孫悟空(志村けん)たちは本物の芭蕉扇を手に入れることが出来た。孫悟空たちは、芭蕉扇を取りもどそうとする羅刹女(京唄子)と牛魔大王(西田敏行)と大決戦を繰り広げる。苦戦の結果、孫悟空たちが勝利し、牛魔大王と羅刹女は、もう悪いことはしないと孫悟空たちに約束する。