ケータイ刑事 銭形結

第1話 八代目!ついに登場!～キング・オブ・クイーン殺人事件

土手道で悪ガキに騙されて手足を縛られている銭形結(岡本杏理)。ロープを解き、憤慨しながら歩いていると全く同じ状況で、もがきながら助けを呼んでいる男がいる。男は、あさみつひこ(辰巳琢郎)。助けてやった結だったが、何だかとても面倒くさ～い感じの男…。その時!結の携帯に事件を知らせる入電が。事件現場であさみつひこと再会した結は、お互いが刑事だと知り仰天。互いにけん制しながらも力を合わせて事件解決を誓う。変死体で発見されたのは、クイーン女優の宝舎クユカ(宝積有香)で、ロープで絞殺されたようだ。遺体の発見者は、クユカのマネージャー・石香ワリカ(石川梨華)。ワリカの話によれば最近、熱心なファンからクユカに殺人予告ともとれる手紙が届いていたという…。

第2話 ウォーキングする死体～ダイエットマスター殺人事件

フィットネスクラブで殺人事件が発生した。現場にやって来た結(岡本杏理)とあさみつひこ(辰巳琢郎)は、調査を開始。殺害されたのは、フィットネスクラブ経営者・道生駆。携帯をかけようとしていて背後から殴られたようだ。遺体を発見したのは、秘書の牛野歩美(有坂来瞳)で、通報したのはインストラクターの棟板厚(勝矢)。事件当時、建物内には、この2人しかおらずどちらかが犯人の可能性が高い。疑いの目が向くことを恐れる歩美と厚は、お互いに罪を相手になすりつけようと罵倒し合うのだが…。

第3話 殺意のリハーサル～1シーン1カット赤坂ブリッツダンサー殺人事件

本作は、1シーン1カットで撮影されたものです。また、放送当時3D撮影をしています。赤坂BLITZでリハーサル中のダンサー・ボンバー島貫(パパイヤ鈴木)のもとに脅迫状が届いた。結(岡本杏理)らは、すぐさま現場に急行。現場では、島貫のドキュメンタリーを撮るために映像作家の宇吊木(山中聡)が密着していた。さらに、マネージャーの港野洋子(八木小織里)の心配をよそに、島貫本人は、脅迫状のことなど意に介さない様子。しかし決行されたリハーサルで事件は勃発!ワイヤーが切れるアクシデントが起こり真っ逆さまに落ちた島貫は絶命してしまう…。

第4話 ケータイ刑事200回記念特別作品 テレビ初!3Dフォトモーフィングドラマ～ワインの神様殺人事件

本作は、テレビ初の3Dフォトモーフィングドラマとして放送されたものです。世界一のソムリエを決めるコンテスト会場に殺人予告が入った。会場にやって来た結(岡本杏理)は、何故か『特別仕分け委員』として招かれていたあさみつひこ(辰巳琢郎)と合流。会場には、ワインの神様と呼ばれる3人がいた。白ワインを愛するホワイト(金剛地武志)、赤ワインを愛するレッド(諏訪太朗)、ロゼを愛するロゼ(加藤紀子)。我こそが、神であるといがみ合う3人のうちの1人が犯人だと睨む結たち。やがて、3人によるコンテストが始まり、ワインを口にしたとたんレッドが絶命。無作為に選択されたグラスで飲んだはずだったのだが・・・。

第5話 夢を駆ける少女～銭形結の悪夢

夢の世界に迷い込んだ結(岡本杏理)は、夢の中の結、ニセ結(佐藤二朗)に遭遇。結は、ニセ結から自分が仮死状態で夢を見ているのだと知らされる。夢から覚める方法は、仙人(林和義)が知っていると聞いた結は、さっそく仙人のもとへ。しかし、仙人が現実の世界に戻る方法を話し始めたその直後、仙人はもがき苦しんでその場に倒れこんだ。背中にはナイフが刺さっており…。

第6話 電気ウナギが明日を照らす～大学教授殺人事件

電気工学部の大学教授が変死体で発見された。被害者は、研究用の電気ウナギの水槽にメガネを落とし、それを拾おうとして感電死したのだという。部屋には内から鍵がかけられており、あとからきた准教授の永持(半海一晃)が、警備の戸島里(森下能幸)に部屋の鍵を借りて死体を発見したのだという。検視の結果、事故で落着しそうになる中、結(岡本杏理)は教授の事故に不審な点を見つけ…。

第7話 初恋は死の香り!～愛はかげろうのように殺人事件 事件編

本作は、本多劇場で行われた舞台劇の模様を収録したものです。結(岡本杏理)は、あさみつひこ(辰巳琢郎)に誘われ同窓会にやって来た。闘病中の金村武夫(金剛地武志)、和尚の森山義和(林和義)、そして、皆のアイドル的な存在だった今井美幸(石川梨華)ら演劇部仲間との再会を懐かしむあさみつひこ。そんな中、美幸は、同じ演劇部の同窓生だった夫・岡林が、自殺する際に遺書代わりに残したという脚本を皆で演じてみようと提案する。しかし、その内容は岡林の死因は他殺であると、ほのめかすかのような内容で、後からやって来たもう一人の同窓生の池田輝彦(平野良)を交えて劇を始めたその時…。

第8話 初恋は死の香り!～愛はかげろうのように殺人事件 捜査編

本作は、本多劇場で行われた舞台劇の模様を収録したものです。池田輝彦(平野良)が、演技中の暗闇に紛れて刺殺された。結(岡本杏理)とあさみつひこ(辰巳琢郎)は、すぐに捜査を開始。凶器となった小道具のナイフの在り処を知っていたのは美幸(石川梨華)と、森山(林和義)の二人。特に森山が怪しいと睨んだ結は、美幸らが罵り合う部屋の前で聞き耳を立てる…。すると、森山が池田を恨んでいたことが発覚。誰もが森山が犯人だと確証したその時!ワイングラスを口に含んだ森山は倒れてしまい…。

第9話 初恋は死の香り!～愛はかげろうのように殺人事件 解決編

本作は、本多劇場で行われた舞台劇の模様を収録したものです。森山(林和義)に毒をもった犯人だとみられていた金村(金剛地武志)が、首吊り自殺した。金村の遺体からは、池田(平野良)、森山、自分を含めた3人が岡林殺しの犯人だと告白する遺書を発見。その内容は、美幸(石川梨華)を想うがあまり3人で岡林を殺め、罪の意識に苛まれた金村が自首を拒む池田と森山を殺害し、責任を取って自分も自ら命を絶つというものだった。しかし、遺書の内容に矛盾点を見つけていた結(岡本杏理)は…。

第10話 さよなら、あさみさん!～あさみつひこ誘拐殺人事件

あさみつひこ(辰巳琢郎)が何者かに誘拐された。1億円の身代金を要求してきた犯人に対し、結(岡本杏理)は言われた通り受け渡し場所へ向かう。だが、身代金を持って待つ結のもとに犯人から連絡が。指定された駐車場に行くと、そこにはあさみつひこの遺体があった・・・。呆然とする結たち。そんな中、警視庁に久院有香(宝積有香)という女がやってくる。有香は、電話で助けを求めてきた夫との連絡がつかないというのだが・・・。