英語版総集編 北斗の拳

第1部 シン編

弱肉強食の世紀末、荒廃した乱世に七つの星を持つ男が現れた。一子相伝の暗殺拳・北斗神拳の伝承者、その名はケンシロウ! 彼にはユリアという愛する女がいたが、今はKINGと名乗る南斗聖拳の伝承者・シンに奪われていた。ケンシロウはバットとリンを連れ、シンの君臨する魔都サザンクロスへと向かう。

第2部 レイ編

南斗水鳥拳を駆使するレイこそ、南斗聖拳で最も美しいと言われる男。義の星の宿命を持つ彼は、戦いの中で友となったケンシロウへの恩に報いるため、ただ一人ラオウに戦いを挑む。だが、ラオウは想像もつかない強さを持っていた。秘孔を突かれた彼は、ゆっくりと死を迎えることになるが…。

第3部 サウザー編

極星の男・サウザーこそ、南斗聖拳最強の男。愛も情をも捨てた彼は聖帝と名乗り、乱世に覇を唱えんとしていた。捕らえた子供たちを奴隷として建設中の聖帝十字陵も、完成に近付いている。だが、人々も黙って隷従しているわけではない。同じ南斗聖拳の男である仁星のシュウが、レジスタンスを結成して立ち向かっていた。

第4部 トキ編

世紀末覇者ラオウが唯一恐れるのは、ケンシロウの実兄であるトキ。放射能に冒され衰えゆく体でも、その華麗なる技は鈍ることがない。もしもトキの技がケンシロウへと伝授されれば、いかなラオウとて倒すことは難しいだろう…そこでラオウは、ケンシロウの抹殺をはかる。その前に立ちはだかったのは、やはりトキだった。

第5部 ラオウ編

北斗神拳の伝承者であるケンシロウ、そして世紀末覇者として君臨するラオウ。ユリアへの愛を挟んで対峙する二人が戦うのは、逃れ得ぬ宿命であった。ラオウを倒すため、北斗神拳究極の奥義である無想転生を会得したケンシロウ。彼の背負う哀しみこそ、無想転生の極意であった。ラオウもまた無想転生をまとおうと…。

第6部 カイオウ編

宿命に導かれるが如く、海を渡ったケンシロウ。たどり着いたのは、強き者とより強き者が喰らい合う修羅の国であった。数々の死闘の後、ケンシロウは修羅の国の頂点に立つ男・カイオウに出会う。彼こそ北斗の歴史の影を背負い、それ故に心を悪に染め抜いたケンシロウの兄弟であった。カイオウとの死闘の行方は…!?