マリー＆ガリー

第1部 第1話・ふしぎな街のマリカ

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女子中学生のマリカは、ある日、不思議なチンチン電車の中で目を覚ます。抱いていたヌイグルミの「ペット」が突然動き出したかと思うと、電車は橋を渡り、見たこともない街にたどり着く。ペットが街の中へ逃げ込み、あとを追うマリカ。彼女は中心部に立つ、ピサの斜塔のような建物の中に迷い込む。

第2部 第2話・ふしぎな街ガリハバラ 第3話・愛とリンゴの万有魅力! 第4話・ラーメンと干渉のひみつ

マリカはキュリー夫人の経営するペンションで暮らすことになった。下の階には、昨日出会ったガリレオも住んでいた。マリカと一緒に電車に乗ったガリレオは、窓の外に見えるガリハバラの街を紹介する。街の住人たちは、ニュートンやエジソンなど、みんなどこかで名前を聞いたことのある人ばかりで…。(第2話より)

第3部 第5話・電磁力!歌え!ラブコイル 第6話・我 おでんに発見せり 第7話・作ってこわして!ダビンチ大発明

キュリー夫人に窓の修理をお願いされたダビンチは、マリカに初めて出会う。マリカの絵を描きたいというダビンチは、天才であることは間違いないが、とんでもなく飽きっぽい性格だった。窓も直さず、絵も仕上げないまま、「別のものを作りたい」と言って、マリカの部屋を壊し始めてしまう。(第7話より)

第4部 第8話・ラジウム温泉にようこそ 第9話・虹の秘密はドレミファソ? 第10話・宇宙は大きな万華鏡?

雨が降り続くガリハバラ。ガリレオは科学漫画を熱心に読んでいるが、何もすることのないマリカは、つまらなそうな顔で外を見ている。すると突然雨が上がり、太陽の光が射し込んだかと思うと美しい色を床に落とす。雨上がりの空に虹が現れ、その虹を渡って、ニュートンがリンゴを配達しに現れたのだ。(第9話より)

第5部 第11話・マリカついに目覚める? 第12話・お熱いのにご用心 第13話・こすってみがいて火をつけて

キュリー夫人のコーヒーショップに学者たちが集まり、秘密会議を開いていた。議題は「どうしたらマリカが科学を好きになるのか?」。ガリレオが、科学を好きにならなければ元の世界に戻れないマリカを心配し、意見を聞こうと皆を集めたのだ。学者たちの意見がまとまらないうちに、当のマリカが姿を現し…。(第11話より)

第6部 第14話・ガリバ嵐の恐怖 第15話・こちらFMガリハバラ 第16話・果てしなきヘルツの麺修行

マリカとガリレオがキュリー夫人の作ったパスタを食べていると、突然ヘルツが入ってきて、ガリレオのパスタを一気に平らげてしまう。驚く二人の前で、ヘルツはキュリー夫人に頭を下げて弟子にしてくれるよう頼む。どうやら彼は、麺を極めたい様子。こうしてヘルツの厳しい麺修行が始まる。(第16話より)

第7部 第17話・ロボペットをつかまえて! 第18話・気まぐれ橋はなぜ消える? 第19話・ハローはすてきな言葉

ガリハバラに現れたマリカは不思議に囲まれているが、科学者たちにとってもマリカは不思議な存在。科学の話になると、皆が熱く盛り上がっているにも関わらず、なぜマリカはいつも寝てしまうのだろうか…? そんなマリカも、ガリハバラの橋が消えたり現れたりする謎に取り組んでいて…。(第18話より)

第8部 第20話・電車に乗って宇宙旅行 第21話・ペット危機一髪 第22話・大発明?エジソントースター

電車に乗って天文台へ向かうマリカたち。ところが、その電車がダーウィンにぶつかって故障してしまった。するとダビンチが現れ、電車を修理。この際、天文台へは行かず、宇宙に行ってはどうかと提案する。こうして、ダビンチの改造したチンチン電車で、宇宙を巡るマリカたちの旅が始まった。(第20話より)

第9部 第23話・ガリバ薬局? 第24話・カメ救済プロジェクト 第25話・一人ぼっちの誕生日

いつものラップにキレがないフレミング。DJ屋台を引っ張っていた彼は、マリカとガリレオの前で倒れてしまう。更にまずいことに、左手の法則まで忘れてしまった様子。どうやら彼は、病気になってしまったらしい。「美味しいものを食べたら元気になる!」と思いついたガリレオは…。(第23話より)

第10部 第26話・大漁!ガリバ釣り大会 第27話・雷電気はなぜおこる? 第28話・ガリバ流缶けり!?

ガリハバラは嵐。ガリレオの天文台も雷の直撃を受け、壊れてしまう。雷が大の苦手のマリカは、恐怖で体が震える始末。雷が起きる理由を理解すれば怖くなくなるのではと思いついたキュリー夫人は、ベンジャミン・フランクリンを呼ぶことにした。そのフランクリンは、ガリレオに避雷針を渡す。(第27話より)

第11部 第29話・カラフル!ロボット大戦 第30話・マリカのお手伝い 第31話・ピザなのにパイ

ガリレオがダビンチに怒っている。彼が自分の絵をコピーして売るのが許せないからだ。ダビンチの印刷機械を壊そうとするガリレオだが、簡単なことではない。なんと、印刷機械はロボットだったのだ。暴れ始めたロボットは印刷に使われる3色、赤・黄・青をガリバ中に打ち込み始める。(第29話より)

第12部 第32話・ガリーって偉い人? 第33話・へびつかい座の女 第34話・恐怖!ブルーノの招待状

死んだはずのブルーノからガリレオに手紙が届いた。もうこの世にはいないブルーノの家は、ガリハバラのホーンテッドマンションと化していた。ガリレオは入るのを恐れ、マリカとダーウィンにお願いして3人で扉をあける。ブルーノはガリレオの心の傷。若い頃の二人は仲良しだったのだが…。(第34話より)

第13部 第35話・バチッ!バチッ!大嫌い 第36話・チキチキ!ガリバカーレース 第37話・月は落ちている!?

落ち込んでいるマリカ。ペットが突如として、反抗期のようになってしまったのだ。久しぶりに家に帰ってきても、またすぐに逃げ出してしまう始末。後を追いかけたマリカは、ペットの攻撃の恐ろしさを思い知らされる。触れただけでアルキメデスが倒れ、エジソンのお店のコンピュータまで壊れてしまったのだ。(第35話より)

第14部 第38話・ ガリレオ、逮捕される!? 第39話・それでも地球は動いている! 第40話・最終回なんですけど

逮捕されてしまったガリレオを助けるために、マリカは天動説派に対し、地球は太陽の周りを回っていることを証明しなければならない。望遠鏡を使う作戦は、天動説派裁判官から「望遠鏡は悪魔の道具である」として認められず、失敗に終わった。次なる作戦は、ニュートンのリンゴから思いつく。(第40話より)