バスキア、10代最後のとき

バスキア、10代最後のとき

ジャン=ミシェル・バスキアが27歳という若さでこの世を去ってから、30年。同じ時代をNYで過ごしたサラ・ドライバー監督が、破綻し暴力に溢れた街で、バスキアの心を動かし、触発したムーブメントを様々な視点から描き出す。その映像や音楽は色あせることなく、バスキアを刺激したように、今もなお私たちを刺激してやまない。 映画として世界初公開となるのは、有名になる前のバスキアと一緒に暮らしていた、元恋人のアレクシス・アドラーが30年間保管してきた秘蔵作品だ。部屋の冷蔵庫、壁、ドア、そして外のゴミまでもがアート作品に変わる様子や、創作中のバスキアの写真も登場する。 名声を得る前のバスキアの生活、NYとその時代、そしてどのように天才アーティストは生まれたのか?没後30年の今、その秘密に迫るドキュメンタリー。