ワイルド・ヒーローズ

#1

転勤で十年ぶりに故郷へ戻った冴えない営業マン・希一(TAKAHIRO)。そんな彼が偶然、裏社会から命を狙われている謎の少女(桜田ひより)を助けて逃げる!いきなり追われる身となった希一が頼ったのは、かつての悪ガキ仲間たち。だが、希一と彼らの間には「裏切り」という過去の深い溝が横たわっていた…。

#2

希一(TAKAHIRO)がヤクザから救った少女・日花里(桜田ひより)は刑事・赤城(内藤剛志)と一緒に姿を消した。希一は赤城に不信を抱くが、かつて世話になった洸介(青柳翔)春太郎(岩田剛典)らは取り合わない。必死で行方を捜す希一、ついに日花里の居所を突き止めた時、赤城が銃を手に立ちはだかった!果たして希一は、恩人を敵に回して日花里を救出することができるのか?そこには思いがけない結末が待ち受けていた!

#3

日花里(桜田ひより)を救った希一(TAKAHIRO)だが赤城(内藤剛志)殺害の疑いで警察に連衡される。一方、日花里は洸介(青柳翔)と共に事件のあった山荘に戻った。そこで出会ったのが日花里の新任教師(原日出子)。洸介は日花里の安全のため先生に預ける事を決心。しかし赤城殺しの真犯人が密かに忍び寄る。さらに田川(塚本高史)は柳原(音尾琢真)の命令で再び動き出す。果たして希一は日花里を守る事は出来るのか?

#4

希一(TAKAHIRO)は洸介(青柳翔)春太郎(岩田剛典)らと小学校を訪ね、日花里(桜田ひより)を連れ去ったさわこ(原日出子)が偽教師だったと知る。その頃、日花里は暗殺者の青年(前田公輝)が見張る中、さわこに監禁されていた!日花里の決死のメッセージを受け取った希一らは救出に向かうが、すでに日花里は「誰か」の指示でかつてさ迷っていた山の高い崖上に連れていかれていた。そこに日花里の秘密があるらしい…!

#5

希一(TAKAHIRO)は日花里(桜田ひより)の父が新聞記者だったと突きとめ、東京の新聞社へ向かう。だが事態の異常さ深刻さに気づいた洸介(青柳翔)たちは一緒に行くことを拒んだ。皆それぞれ守るべき家族や生活があるのだ。東京で、希一と日花里は父の後輩だった男と出会い、父が追っていた事件を知る。それ以降、希一と日花里に次々と衝撃的な出来事が襲いかかる!仲間の助けがない東京で、孤立無援の二人は逃げ惑う…!

#6

日花里(桜田ひより)は銃撃を見てすべての記憶を取り戻す。美史(水沢エレナ)を疑った日花里は希一(TAKAHIRO)に「美史は怪しい」と告げ彼女の同席を拒むが、希一はまったく取り合わない。しかたなく日花里は美史を含めた全員に記憶を語り、希一たちは探していた携帯電話の行方に迫る。そこに春太郎(岩田剛典)を撃った女スナイパーが現れた!希一はついに美史の裏切りを知る。その時、希一は?そして驚愕の新事実!

#7

海に飛び込んで日花里(桜田ひより)のデータを守った希一(TAKAHIRO)は解析に訪れた科捜研で罠に落ち、助けた洸介(青柳翔)らと共に警察全体を敵に回す破目になる。命の危険を感じた洸介、典明(黒木啓司)らは束の間帰り、それぞれ愛する人と別れの時を過ごす。一方、入院中の春太郎(岩田剛典)の前に美史(水沢エレナ)が現れて…。ドンデン返しの連続で話題の本作、今回、史上最大の衝撃エンディングが待ち受ける!

#8

日花里(桜田ひより)は偽者!?混乱する希一(TAKAHIRO)たちの前で、千駄木(梅沢富美男)は田川(塚本高史)に少女を殺せと命じる。だが田川が銃を向けた相手は――!一方、美史(水沢エレナ)は姉・双葉(渡辺舞)を呼び出しデータと引き換えに『かがやきの方舟』を脱会してくれと願い出る。その説得に現れたのは、死んだと思われていた意外な人物だった…!今回、『風愛友(フーアーユー)』命名の秘話も明かされる!

#9

日花里(桜田ひより)の死を受け止めきれない希一(TAKAHIRO)は心のバランスを崩す。美史(水沢エレナ)を頼り『かがやきの方舟』に身を投じた希一に、なぜか教主・榊(村井國夫)は入信を認め、あるテストを受けよと命じる。それは、戦闘員としての能力を試す勝ち抜き戦。勝ち続ける希一の前に、捕えられた仲間が連れてこられた!「この中から一人殺しなさい」。榊の指示に、希一は無表情に洸介(青柳翔)を指差す…!

#10

希一(TAKAHIRO)たちはデータを見て闇の存在レインマンの全容と異様な「儀式」の存在を知る。日花里(桜田ひより)はレインマンを継ぐべき存在だった…!儀式は明日の誕生日に執り行われる。あと1日、絶対に日花里を守りぬく!希一らの最後の戦いが始まる。それは、機動隊と暗殺集団に取り囲まれた廃墟での決死の「立てこもり戦」。圧倒的な戦力差、本当に少女を守ることなどできるのか!?ついに敵が総攻撃を開始した!