クラッシュ SEASON2

第1話 You Set The Scene ロスの聖者

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ベンのもう一人の娘、キャシーが頭を撃ち抜かれて死んだ。警察は強盗殺人と断定したが、捜査は進展しない。入院中だったベンは葬式にも出席できず、後悔の念から、アンソニーに犯人捜しを手伝ってほしいと頼む。イネスはギャンブル中毒の恋人ジミーに悩まされていた。世界一の大富豪セス・ブランチャードは反対派を押し切り、ロスにスタジアムを建設しようと計画中。そんなある日、鎮静剤の飲み過ぎで昏睡状態に陥る。

第2話 Always See Your Face 神の声

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犯人捜しに躍起になるベンは、キャシーの殺害現場が映った監視ビデオの存在を突き止める。ケガで大リーガーの夢を諦めたボーは、母親が営むホビーショップを手伝うが、人生の目標を見失っていた。倒れた時に神の啓示を受けたというセス。その場に居合わせた元刑事のケニーを気に入り、自分の会社の警備主任へ。一方、セスの妻マギーは不安や孤独を紛らわすため、アルコール依存症になっていた。

第3話 The World’s Mess， It’s in My Kiss 売春

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ジミーはイネスを借金の形にする。最低な仕打ちにイネスは怒りながらも、最後はいつも許してしまう。ボーは高校生タイラーの非公認の野球コーチに就任するが、エディという新ピッチャーが加入し、不穏な空気が流れ始める。セスはスタジアム建設の権利をすべて譲渡。マギーと長年のマネージャーを務めるアンドレアは、彼の言動にいよいよ慌て始める。

第4話 Can’t Explain ヘビと木

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セスが失踪する。マギーは警察沙汰にはしたくないと言い、ケニーは仕方なく独自に捜索。当のセスは神の啓示の意味を知りたいと、ロスの街を彷徨っていた。ベンは、キャシーの上司シグペンが怪しいと直感する。ボーは自分の夢を託すかのように、タイラーを厳しく指導するが、彼に悪影響を及ぼしているエディの存在が邪魔だった。ある日、エディとタイラーがマリファナをやっている現場を発見したボーは…。

第5話 You， I’ll Be Following 告白

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キャシーとシグペンが不倫関係にあったと知り、彼が犯人に違いないと睨むベン。警察に任せろというアンソニーのアドバイスを無視し、シグペンを尾行、暗がりに連れ込み銃を突きつける。キャシーは自分の中に父親を求めていたというシグペンの言葉に、ベンは打ちのめされる。セスは全財産を捧げ、ホームレスのための街を建設すると発表。コーチを解任されたボーはエディを逆恨みし急襲、ピッチャーの命ともいうべき腕を狙う。

第6話 No Matter What You Do 過ぎし日

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ベンは事件の手掛かりを見つけようと、元妻スージーの家へ。彼女の現在の夫オーウェンはベンの旧友であり、久々の再会を喜ぶ。しかしオーウェンは肝臓ガンに侵され、余命数ヶ月だった。一方、コーチを解任された後もタイラーにつきまとうボーに接近禁止令が。さらにホビーショップが何者かに荒らされ、ボーは心身ともに病み始める。イネスはジミーに愛想を尽かし、店の客のイギリス人と浮気。セスの前には、疎遠だった息子のポールが現れて…。

第7話 Johnny Hit and Run Pauline 見送りのキス

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ジミーは借金相手のボビーを誤射してしまう。その頃、イネスは浮気相手から一緒にロンドンへ行こうと誘われていた。ケニーは慈善事業施設で同級生テスと出会い、すぐにねんごろな関係に。もはや痛み止めが効かず、苦痛に顔を歪めるオーウェン。情けない姿を妻スージーに見せたくないと、ベンに自殺ほう助を頼む。ボーは重度の糖尿病を患う母親の付き添いで病院へ。看護師のリリーは献身的に看病する彼に好意を寄せる。

第8話 Lovers In Captivity 偽善者

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オーウェンはベンの手によって永眠。スージーはオーウェンの気持ちに理解を示し、憎まれ役を引き受けたくれたベンに感謝する。ベンは、シグペンの娘ロクサーヌとキャシーが友達だったと知る。ホームレスのための街ビザンチウム建設は神のお告げだった、というゴシップに世間は沸き、セスは狂人扱い。ケニーはマスコミにリークした内部関係者を洗い始める。そんな中、妊娠中のマギーはアルコール依存が原因で流産の危機に。

第9話 Endangered Species 闇の街

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ロスの街が突然の大停電に見舞われる。アパートで一人怯えるイネス。そこに雲隠れしていたジミーが現れ、ボビー殺しを告白、アリゾナで一緒にやり直そうと言う。ベンとアンソニーはロクサーヌの居場所をようやく突き止め、キャシー事件の真相を問い詰める。ボーは、母親が勝手にした寄付金を返してもらおうとセスの事務所へ。暗闇がそうさせるのか、酔った勢いなのか、ボーはセスを偽善者扱いし、悪態をつく。

第10話 Master of Puppets 監禁

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ビザンチウム建設の是非を問う選挙まで後3か月、狂信的な預言者ジョナスの邪魔に遭い、広報ビデオの効果もなく、セスは焦っていた。そこで、ホームレスたちの声を直接届けようと、マスコミ、政治家を招いての集会を開くことに。ベンはロクサーヌを軟禁、まずはヤク中を治そうと、献身的に世話をする。やがてロクサーヌはベンに心を開き、元カレのギャビンが事件に関わっているかもしれないと打ち明ける。

第11話 Calm Like a Bomb 幻覚

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ボーはEDをバカにされたと思いリリーと喧嘩別れ、セスに傾倒しボランティア活動に夢中な母親とも対立し、ますます心が荒んでいく。バウワーという映画監督にスカウトされたイネス、本人よりもなぜかジミーが乗り気だった。バックリーは連続殺人犯マンソンに心酔、それを知ったベンは人種差別主義者が集まるクラブへ。一方、「私は神に守られている」などセスの言動が日増しに変になる。その幻覚は髄膜炎が原因だった。

第12話 Alone Again Or... 儀式

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セスは神との絆が切れることを恐れ、手術を拒否。しかし妄信はひどくなる一方で、マギーを浄化しようとバスタブへ沈めようとする。女優デビューの準備を進めるイネスは、マネージャー気取りのジミーと距離を置くように。ベン宛にマルコムという男からキャシーの葬式への招待状が届く。バックリーと同じくマンソンかぶれのマルコムはキャシー殺しをほのめかし、逆上したベンは心臓発作を起こしてしまう。

第13話 Los Angels 愛の行方

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蚊帳の外に出されたジミーは、自分とイネスの仲を裂いたのは監督だと逆恨みし、彼の車に放火。アンソニーは入院中のベンのため、マルコムにキャシー殺しを自白させようと拳銃を持ち出す。マルコムは不敵な笑みを浮かべ、アンソニーに殺せと挑発する。手術が成功し、正気に戻ったセス。セスの事務所でパーティーが開かれるが、会場には生気のないボーの姿が。そして、隠しておいた拳銃を取り出し…。