スペイン下宿

#1

無料

チャ・スンウォンとユ・ヘジンはサンティアゴの巡礼路にアルベルゲといわれる巡礼宿をオープンする。今回はそこに強力なサポーター、ペ・ジョンナムが加わる。空腹を満たす手料理を用意する食事担当のスンウォン。掃除と家具作りを担当するだけでなく受付までもてきぱきとこなすヘジン。燃え上がってすぐに燃え尽きる雑務担当のジョンナム。

#2

記念すべき1人目のお客さんがやって来てうれしそうな3人。そこへ外国人巡礼者まで訪れ、辛くない料理を作るべきか心配するスンウォンだったが、食事は外で済ませるとのことで一安心。食事する唯一のお客さんのために真心を込めて作った夕食のメニューは豚肉炒めと、みそチゲ。食後にはお手製の甘酒やフルーツ、そしてパイまで提供して巡礼者をもてなす。

#3

スンウォンが用意した営業2日目のメインメニューはジャージャー丼とちゃんぽんスープ。久しぶりに韓国料理を食べられると知った巡礼者は喜びを隠せない。しかしそこへ外国人巡礼者がやって来る。韓国人の好みに合わせて作った料理は外国人には辛すぎると考えたスンウォンは急遽、豚肉プルコギも作ることに。期待を胸に食堂へ現れた巡礼者たちを満足させることはできるのだろうか。

#4

営業3日目、下宿にやって来た韓国人は3人。そのうちの1人は前日に宿泊した知人から、いい宿があると聞いて訪れたのだった。まさかヘジンとスンウォンがいるとは知らず驚くとともに、久々の韓国料理でうれしさは倍増。一方、疲労困ぱいのジョンナムを心配するスンウォンは、ジョンナムに自由時間を与えることにする。おしゃれして町へ繰り出すが日曜日のため、店はどこも閉まっていて…

#5

営業4日目の夕食のメインは、韓国を代表する料理でもあるキムチチゲとジャガイモ炒め。そして翌日の朝食は餅入り餃子スープ。たくさんの巡礼者に食べてもらいたいと考えるも、お客さんはなかなか来ない。ヘジンが広場まで偵察に行くが、そもそも人が少ない様子。それでも来てくれた巡礼者のために最高のおもてなしをする。

#6

巡礼者が入口を間違えないように看板作りをするイケヨのスタッフたち。無事に作り終えヘジンが門を開けに行くと、門の外に2時間かけてヘジンに会いに来たというスペイン人のファンが。うれしくなったヘジンは室内に招いて1対1のファンミーティング。一方ジョンナムは新たに衣装部を作り、スンウォンのコックコートをリメイクする。昼間は調理補助、夜はデザイナーの二重生活が始まる。

#7

早くも6回目の朝を迎えるスペイン下宿。前日の夜遅くまで牛テールスープとおやきの仕込みにいそしんだスンウォンとジョンナムは、むくんだ顔でキッチンに入ってくる。朝食後はノミの市が開かれると聞き、ランチがてら出かけることに。市場好きのジョンナムがいれば買い物も楽勝。買い物のあとは町を散策して広場でランチを楽しむ3人。誰もいないスペイン下宿に巡礼者がやって来て…

#8

巡礼者たちが下宿を出発し、イケヨの社長であるヘジンは作業を始める。スンウォンの言葉を覚えていたヘジンは“愛のワイファイ”をリリース。そして次に製作するのは巡礼者が不要になったものを入れて物々交換ができる箱。そうこうしているうちに4時が過ぎる。しかし巡礼者がやって来る気配が全くない。スンウォンがフライパンに油を誤って引いたり、鶏肉を入れていたバケツの水が漏れていたり、スペイン下宿に不吉な予感が…

#9

朝食を取るお客さんもいないので、のんびりブランチを楽しむことにした3人。ぐっすり寝たおかげでジョンナムのコンディションは絶好調。営業8日目の夕食はイカと豚肉のプルコギとムール貝スープ。一方ヘジンは、スンウォンの願いをかなえるために合板でキムチ冷蔵庫を作る。作業をしているとオープン前にもかかわらず巡礼者が3人もやって来て好調な滑り出し。このまま“フェン部屋”まで埋まりそうな予感。

#10

巡礼者を笑顔で送り出したあとは、それぞれの時間を過ごす。ヘジンはランニングに行き、スンウォンは自転車に乗ってジムを訪れる。一方、1人で下宿に残ったジョンナムは庭にいた犬とのんびり過ごす。昼食後は、掃除して買い出しに行って巡礼者を迎える準備が完了。最後の夜となる9日目に用意した夕食は海鮮みそチゲとサバの煮つけ。果たして巡礼者はスペイン下宿を訪れるのだろうか。

#11

今回の営業中、スペイン下宿を訪れた巡礼者は38人。この10日間でスンウォンが作った料理とヘジンが製作したものを振り返る。更にヘジンの病みつきになるオヤジギャグショーまで。本編ではお見せできなかったシーンや下宿を訪れる前日の様子も大公開。そしてお世話になったスペイン下宿をあとにした3人は、巡礼の旅の最終目的地であるサンティアゴ大聖堂を訪れる。