ファンタスティック・クラブ

#1

無料

大人気アイドルグループ“メビウス”のリーダーであり、天才作曲家でもあるスターのユン・シウは原因不明の耳鳴りに悩まされていた。彼は中国の上海グループが後援する大型コンサートを目前に控えて医師から耳について衝撃的な宣告を受けることになる。 一方、上海グループの会長の息子ワン・チアンは父親から、武林学校という正体不明の学校に入学しろという命令を受けるが…。

#2

武林学校の結界が解けた!?この前代未聞の事件の主人公は果たして2人のうちのどちらなのか?武林学校の人々の視線が集中する。父親に命令されて一度は逃げたものの、シム・スンドクに出会って武林学校への入学を決意したチアン。きっかけは耳の治療だったがスンドクに釈明させるために武林学校に残ろうとするシウ。それぞれが別の目的で武林学校の新入生になろうとしていた。

#3

武林学校とは似つかわしくない“人気アイドル”と“大財閥の御曹司”が学校に慣れるのは難しく、校内には反発のムードが漂い始める。しかも武林学校は1週間耐え抜いた者だけが入学できるシステム。そんな中、ルームメートになった2人は顔を合わせるたびにぶつかり合っていた。新入生の実力を見ようという、ヨプチョンの挑発に乗って戦うことになってしまったシウとチアンだったが…。

#4

いがみあい続ける2人に、総長は最下級クラスに入るように命じる。最下級クラスの任務は、料理当番と掃除当番をこなして余った時間に学校中のトイレを掃除すること。トップアイドルと財閥の御曹司を自負していた2人のプライドはズタズタになる。一方、シウに誤解されてもどかしい思いをしていたスンドクは、ファン・ソナに説得されたこともあって釈明インタビューをする決心をする。

#5

総長に与えられたミッションを達成するため、シウとチアンは着の身着のまま、競うようにして武林峰に向かう。獣たちがさまよう険しい武林峰に訓練もしていない2人が向かったことは、瞬く間に学校中に知れ渡り、誰もが落ち着かない。一方、スンドクはシウに関する釈明動画を撮ってインターネットにアップする。事実を知った学生たちは少しずつ態度を変え始めるが…。

#6

ソナとスンドクに助けられ、シウとチアンは無事に戻ってきた。総長は2人が武林学校に残ることを許す。しかし、釈明動画のおかげで汚名が晴れたシウはソウルへ向かう。シウの姿が見当たらないことに気づいたチアンは、ソナにシウが出ていったと聞かされる。寂しさからチアンが毒づいていると、そこにシウがスンドクと一緒に帰ってきた。武林学校に残る決心をしたのだった。

#7

武林峰の一件で急激に距離を縮めていたシウとチアンだったが、その晩、彼らの元に一通の怪文書が届く。聞くところによれば、2人が呼び出された武器庫は立入禁止区域で、昔から学生は入れない秘密の部屋があるという。そこで2人を待ち受けていたのは武林学校伝統の儀式だった。儀式後、泣いているスンドクを見つけたシウは優しく慰める。その様子を目撃したチアンは…。

#8

儀式の翌日、中間テストが公示され、特訓のため総長はメンターメンティーシステムを提案する。チアンは全校1位の実力者ソナがメンターとなってメキメキ実力をつけ、シウは頭脳プレーを得意とするスンドクに鍛えられる。 一方でシウは座禅の授業で自分の抱えるトラウマと向き合い始める。シウが思い出す火の中で泣いている子供と大人たちの記憶はソナのトラウマと同じものでもあった。

#9

ついに武林学校の中間テストの日、まずはスパーリングのテストが始まる。武林学校のエース、ソナとヨプチョンに続いて、最下級クラスのシウとチアンが指名される。シウに勝ったらスンドクとデートする約束をしていたチアン。そんな約束を面白く思っていないシウ。2人は互角の勝負を繰り広げるが…。 一方、中国の病院に入院していたチェ・ユンが18年ぶりに昏睡状態から目を覚ます。

#10

中間テストのパーティーの後、酔いが冷め目覚めた6人は鐘塔に閉じ込められたことを知る。テストの最後に脱出ミッションを課せられたことを告げられ、煙幕の中でパニックに陥るが、成績は脱出できた順に決まると聞いたヨプチョンが1人で脱出を試みる。取り残された5人も協力しながら脱出する。その中でさらに距離を縮めたシウとスンドク。そんな2人を見つめるチアンは…。

#11

意識を取り戻したチェ・ユンはワン・ハオ会長に会い、武林会の様子や敵対する赤風会のことを聞かされ、18年前に襲った謎の集団、赤風会と炎の中で消えた子供たち、そして武林会の会長に忠告されていたファン・ムソンを次々に思い出す。 一方、修練旅行が発表された校内では、ソウルでの自由時間の計画を練り、浮かれる学生たち。そんな夜、ピアノを弾くシウを見かけたスンドクは…。

#12

武林学校の学生たちがソウルへ修練旅行に発った。待望の自由時間、誰もが観光やグルメで外に出かける中、父の命令でソナは突然、外出禁止にされてしまう。そんなソナに寄り添うようにホテルで過ごすスンドク。キスしたあと、ぎこちない態度でシウを避け続けていたスンドクを気遣ってシウもホテルに残っていた。一方、チアンは修練旅行でスンドクにカッコよく告白する計画を立てるが…。

#13

スンドクが拉致されて以来、武林学校は犯人を巡って緊張モードに。洋服を交換していたソナはスンドクが自分の代わりに拉致されたことを知って、拉致した勢力について調べようとするが何も知ることができない。唯一、外出を禁じた父ムソンが事前に何かを知っていたと確信するがムソンは何も答えてはくれない。学生たちは事件を理由に修練旅行を早々に切り上げて武林学校に戻るが…。

#14

シウは天意珠の存在について疑問を抱き始める。そんな中、総長室が何者かに荒らされる事件が起きる。事件によって、天意珠の鍵をムソンが持っていることが生徒たちにも明らかになる。一方、退院して自宅に戻ったチアンは、修練旅行で失敗した宿題を果たすため、スンドクの元を訪れる。突然の告白に戸惑うスンドクはチアンの思いを受け入れることができないでいた…。

#15

ムソンは期末テストとして武林学校内で行っていた武林大会を今年は大々的に開くと発表する。卒業生や武林会の人々も対象に入れ、創立以来、初めて武林学校の結界を解いて、外部の人々の出入りを許可するという。教授陣は武林大会に備えて特別授業の編成や特別教授を招請する計画を立てる。一方、チアンは、必ず武林大会でシウを負かし、父にも認められようと熱意を燃やす。