危機一髪!プンニョンマンション

第1話

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売れない俳優のボッキュは隣に引っ越してきた女性、ソリンの美貌に惹かれ、のり巻きを持って訪ねる。留守の部屋に入り込み、はずみで窓の鉄格子に挟まってしまい、警察沙汰に。そんなある日、キム弁護士が、家出した父の遺書をボッキュに手渡す。父の住んでいた13坪のマンションをボッキュに遺し、30歳になったら2つ目の遺言状が公開されるという話だ。貧しいながらも平穏だったボッキュの生活に突然、父親の存在が影を落とし…

第2話

ソリンに励まされ、ボッキュは父の遺産である「プンニョンマンション」201号室に引っ越す。この古ぼけたアパートの住人たちは、ボッキュを避けようとしているようだ。しかし、202号室の住人テチョンがこっそりボッキュに話しかけてくる。「君の父親は、自殺ではなく殺されたのではという噂がある」と。怪しい「解決屋」の仕事をしているテチョンの言葉にもかかわらず、ボッキュは目撃者である301号室のチェさんの病院を訪ねると…

第3話

テチョンの車のサイドミラーを壊してしまったボッキュは、テチョンの怒りを買ってしまう。何とか証拠を消そうとするボッキュだが、それがさらに大騒ぎを起こしてしまう。大迷惑を被った102号の兄弟に、ボッキュは再び謝罪文と現金300万ウォンの入った封筒を玄関に差し込む。色々な出来事から急速に進展したボッキュとソリン。ボッキュは自身を放送局のプロデューサーと偽って、ソリンの姉にもあいさつするが…

第4話

ボッキュがいる撮影場を訪れたソリンは、ボッキュが本当は端役の俳優だという事実を知る。驚いたボッキュはその拍子に熱演し、ついにレギュラーの役を獲得することに。一方、「解決屋」テチョンは、持ち前の探偵根性で一連の事件の犯人がボッキュであることを突き止め、ボッキュを裏山に引っ張っていく。シャベルを渡され「深く穴を掘れ」と命令されたボッキュは縮み上がる。そんな時、301号室のチェさんが死んだという知らせが…

第5話

実は夜のオシゴトをしていたソリン。そうとは知らず大企業のファッションデザイナーだとばかり思い込んでいるボッキュから突然会社の前だという電話を受け取り驚き、ボッキュのいる場所にすっ飛んでいく。一方、ソリンを何とか自分のものにしようとしている歯科医のジョンホン。妻帯者にもかかわらず「Jホプキンス作戦」でソリンを狙う。一方、メジャは夫テチョンの浮気を疑う。悲しみの余り、初恋の相手ジョンソクに会いたいと連絡してしまい…

第6話

ソリンの店に現れた歯科医のジョンホンは、ボッキュに秘密にしてやると言って自分と一夜を過ごすことを強要する。一方、死んだ父と理事長が親しげに写っている写真を見つけたボッキュ。父の謎の死を突き止められるかもしれないと思い、本当のことを聞きかせてほしいと理事長に迫る。「解決屋」テチョンには怪しい依頼人の女が。夫の素行調査をしてほしいというのだが、その夫と自分の妻メジャが密会しているとは夢にも思わず…

第7話

ボッキュが撮影現場にいると、助監督の携帯に怪しげな電話が。ボッキュのファンと名乗るその人物が高級クラブで一席ごちそうするという内容だった。助監督に無理やり連れられて高級クラブに行くと、そこのホンマダムこそ、なんと美大教授のはずのソリンの姉貴分だった。しかもソリンまでが売れっ子ホステスとして目の前に。一方、先日の廃車場火災の犯人がボッキュだということを知ったハグン。早速放火犯として、警察に連絡してしまい…

第8話

廃車場火災の一件で、ソリンはサングン、ハグン兄弟を訪れ、ボッキュの代わりに謝罪するといって自分の高級車を差し出す。そうとも知らずにボッキュは謝罪の手紙を出しに行って、廃車場にソリンの車があるのを見つける。ソリンに冷たくしてしまったことを後悔するボッキュが仕事をしているところへ、ホンマダムが訪ねてくる。7歳の時両親に捨てられ、兄弟の面倒を見てきたというソリンの話を聞き、時代劇の衣装のまま飛び出していき…

第9話

急転直下、ボッキュとソリンは結婚の日取りが決まり、マンションの住人を招待して食事を共にする。ただ1人、ソリンに横恋慕したサングンは浮かない表情だ。そんな中、ボッキュの叔母のいる老人ホームから届いた郵便物を、ソリンがさっと隠した所を見逃さなかったサングンは、ソリンを呼び出して内緒にする代わりに自分と付き合うよう強要する。一方、老夫婦は、ボッキュの結婚式の日にどこかに隠されているはずの黄金を盗み出そうと計画するが…

第10話

借金までして金をジョンソクに渡したメジャ。そのジョンソクを捕まえたテチョンは、被害者が自分の妻だと知り愕然とする。ジョンソクに騙されたことにまだ気づかないメジャは、ジョンソクがいるはずの眼鏡屋に行き、やっと事実を知る。テチョンもメジャも、ジョンソクを探して大田へ向かう。一方サングンは、ますます露骨にソリンの周りをうろつく。ソリンの家に押しかけ結婚の邪魔をしようとしたその時、ボッキュがソリンの家のチャイムを鳴らし…

第11話

プンニョンマンションの地下倉庫から火の手が。その原因をマンションの再開発を狙った理事長の仕業だと突き止めた老夫婦は理事長を脅迫する。一方ソリンの家。ボッキュの突然の訪問に、サングンは慌ててソリンの部屋の洋服ダンスに隠れていて、そこにあった箱を見つける。その箱を持って逃げだすサングン。それを知ったソリンはまた、血眼になってサングンを捜しに出る。そしてプンニョンマンションでは、班長が逆に老夫婦のあら探しを始め…

第12話

遂に老夫婦の弱点を探し出した理事長。早速マンション再建築同意書に捺印させる。その頃、メジャに再びジョンソクから金を催促する電話が。今度こそ逃がさないという決意のもと、テチョンの追跡が始まる。一方、ソリンの秘密を知ってしまったサングンは、それをボッキュに話してしまおうと、結婚前夜の胸躍る時を過ごしているボッキュに電話し、無理やり自分に会いに来るように話す。しかし、そんなボッキュを陰から見張っているソリンの影が…

第13話

二人の結婚式。マンションの住人達もお祝いに駆けつける。しかし、そこには老夫婦の姿がない。老夫婦はこんどこそ金塊500億ウォンを奪い取ろうとボッキュの家に侵入し、壁をぶち壊そうとしていたのだった。そして遂に正式な夫婦になった二人は、新婚旅行へ。しかし幸福もつかの間、ボッキュのおばさんが死んだという連絡が入る。その上、サングンまで死んだことが分かる。しかも警察はその容疑者としてソリンに出頭を求め…

第14話

ソリンの秘密が少しずつ明らかに。500億ウォンの金塊に目がくらんだソリンとホンマダムは、ボッキュの父を始め何人もの人をこうして手にかけてきたのだろうか?一方、兄の死に茫然自失のハグンはテチョンの娘ソンの励ましにも応えられない。そんな時、二人の新婚家庭に遊びに来たホンマダム。ボッキュはソリンとホンマダムの会話を偶然立ち聞きし、二人の過去に疑いの目を向け始める。浮気がばれてしまったメジャは、テチョンに離婚を迫るが…

第15話

500億の金塊を息子のために遺していたボッキュの父。その死はますます怪しいと思われたその頃。老夫婦の夫は、ボッキュの父と共犯だった過去を持つ男だった。そんな時、キム弁護士はボッキュに父の死とそれにまつわる事件を語る。幼かったボッキュにははっきりとした記憶がないのだが、自分は間もなく500億ウォンという膨大な資産を手にするかもしれないという話に茫然とする。遂にボッキュが30歳の誕生日。遂に第2の遺言状を見る日…