男の子と女の子が短い秋に過ごした思い出。大人になったいまでも、忘れない記憶と切ない痛み。男は少年だったころの路を辿る。どこまでも真っ白な景色を駆けていくように。
110円〜
第3話 藍の路
男は誰もいない町を漂う。漂いながらほうきで地面を掃く。掃くという行為が繰り返されることによって、男が放置したまま忘れようとしてきた場所へと向かう。時がとまった、あのときのままの場所へ。
路シリーズ
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