ロミオ・マスト・ダイ

ヤツらには武器がある。しかも仲間が大勢いる。それでもヤツらに勝ち目がない。なぜなら相手が、香港の元刑事ハン・シンだからだ。重力無視のマーシャルアーツ、クールなVFX(視覚効果)、そしてオールスターによるサントラが合体した、エンジン全開のアクション映画。製作はジョエル・シルバー(『マトリックス』)。ジェット・リー(『リーサル・ウェポン4』)が初めて英語で主役に挑む。リー演じるのは喧嘩っ早い男ハン。彼はトリッシュ・オデイ(映画デビューの歌姫アリーヤ)と相思相愛の仲だが、犬猿の仲なのが両親たちで、対立するギャング団のボスとして、オークランドで熾烈な縄張り争いを繰り広げていた。ふたりは血で血を洗う抗争の真相を探るが、次々と危険に巻き込まれてしまう。丸腰だし、味方もなし? 大丈夫。『ロミオ・マスト・ダイ』のジェット・リーには、彼ならではの闘い方がある。