武勇伝

新宿に龍平(魔裟斗)が戻ってきた。かつてボクサーだった龍平は、正当防衛ながら喧嘩で人を殺してしまい、行き場のない焦燥感を抱えていた。目的を失った龍平は、街をさ迷い敵を見つけ、渇きを癒すかのように戦い続ける。バーを経営する吾郎も売られた喧嘩は買わずにはいられない獣の一匹だった。吾郎の店にかようアヤは刺激に飢え夜の街を住処としていた。この3人が共通の事件に巻き込まれていく。