経団連が発表した大手企業の2018年夏季賞与の最終集計結果によると、平均額は2017年の夏に比べ8.62％増え95万3905円で、過去最高だったそう。これは1959年の集計開始以来最も高く、バブル期を上回る水準だそう。業種別で最も多かったのは、東京オリンピックによる需要増が要因と見られる建設業の161万7761円。ついで百貨店、スーパーなど商業が109万2885円。しかし一方で、Yahoo！ニュースの意識調査で行った「夏のボーナスは増えた？ 減った？」というアンケートでは、ボーナスが「増えた」という回答は16.1％に留まっています（8月8日現在）。さらに生の声を探るべく、街行く会社員の皆さんに、夏のボーナスについて直撃でうかがってみました。すると……渋谷という特定の場所での取材だったせいでしょうか？ 今回うかがったほとんどの方が、笑顔、笑顔。景気のいい回答が並ぶ結果となりました。前述の意識調査では36.7％の方が「ボーナス自体がない」と回答していますが……この取材結果もまた、ニッポンのリアル？（2018年8月8日取材）