歌詞

廣重寫眞館

さだまさし

作詞
さだまさし
作曲
さだまさし

廣重寫眞館が今日で終わるって

そんな風な貼り紙がしてあったって

寂しげに君が言うあのショーウィンドウには

町中の思い出が飾られてたっけねって


父と母の結婚式の寫眞も

妹の七五三の晴れ着姿も

何故か廣重の浮世絵とショーウィンドウに

一緒に並べられてたっけ あれやこれや


アインシュタインのお気に入りって

自慢してたエーテル仕掛けの水飲み鳥の隣

多分ガーベラらしき

ホンコンフラワーの下で微笑んでいた

振り袖姿の君 ああ

ときめきはそこからだったね


廣重寫眞館が今日で終わるって

喜楽亭のコロッケも終わっちゃったし

町中が寂しがってるどのショーウィンドウにも

子供の姿が映らなくなったっけねって


そうだこれから二人で寫眞撮りにゆこう

「だって普段着なのに」と君は言うけど

普段着のままでいいあのショーウィンドウに

僕らを飾ってもらおうよ 結婚しようかって聞いた


野球帰りの子供達と

すれ違う時どこかでモクセイの香りがした

風呂屋の煙突の上に白い月ふと振り仰げば

ヒロシゲ・ブルーの空 ああ

ときめきはこれからだからね


廣重寫眞館が今日で終わるって

そんな風な貼り紙がしてあったって

寂しげに君が言うあのショーウィンドウには…

提供: うたまっぷ