歌詞

かもめ

白鳥座

作詞
たかひらゆたか
作曲
たかひらゆたか

あたいはこの港一番の鴎

今日みたいな青い空で生まれた

この街の噂じゃあたいの右に

出る奴は居ない港の顔さ


男はいつも赤いラガーシャツと

つなぎに踵の擦り減ったバスケットシューズ

港の見下ろせる小高い丘で

日がな一日パイプを作るよ


この歳になるまで 「女なんて」と

背中丸め仕事だけに 生き抜いてきた男さ


ただ一度若い頃 恋に溺れ愛に疲れ

掌一杯の睡眠薬飲んだ事があるけど

(掌一杯の睡眠薬飲んだ事があるんだ)


女はこの街じゃちょいと知れた顔

港へ上がる男達はみんな

必ずこの店へ足を運ぶよ

小さいけど賑やかな酒場さ


男達が山程自慢話

聞かせてみてもただ笑ってるだけ

長い髪に潮の香りを孕み

お袋みたいにやさしい女


煙草をくゆらせてあたいを見上げて

棧橋から話しかける 本当は淋しい女さ


それもそう若い頃 命賭けた恋に破れ

貨物船の上から焦がれた身を投げた事があるから

(貨物船の上から焦がれた身を投げた事があるんだ)


実は今日その男と女が

ふたりで教会の鐘を鳴らした

それが嬉しいからこんなに高く

空へ舞い上がるあたいは鴎

提供: うたまっぷ