歌詞

湖畔の宿

高峰三枝子

作詞
佐藤惣之助
作曲
服部良一

山の淋しい みずうみに

ひとり来たのも 悲しいこころ

胸のいたみに たえかねて

昨日の夢と 焚きすてる

古い手紙の うすけむり


水にたそがれ せまるころ

岸の林を しずかに往けば

雲は流れて むらさきの

うすきすみれに ほろほろと

いつか涙の 陽が堕ちる


ああ、あの山の姿も、湖水の水も、静かに静かに黄昏れて行く、この静けさ、この寂しさを抱きしめて、わたしはひとり旅をゆく、誰も恨まず。みんな昨日の夢とあきらめて、幼児のような清らかなこころを持ちたい、そして、そして、静かにこの美しい自然を眺めていると、只ほろほろと涙がこぼれてくる。


ランプ引きよせ ふるさとへ

書いてまた消す 湖畔のたより

旅のこころの つれづれに

ひとり占う トランプの

青い女王(クイーン)の 淋しさよ

提供: うたまっぷ