歌詞

風の盆流し唄

成世昌平

作詞
佐藤清
作曲
安藤実親

紅蓮炎(ぐれんほのお)に 落ちてもいいと

泣いてすがった 坂の町 坂の町

―恋の八尾(やつお)はー

運命(さだめ)はかない 別れの路地を

おわら流しが よぎって悲し


八尾坂道 涙でのぼり

富山あたりの 灯火(ひ)がゆらぐ 灯火がゆらぐ

―飛んでゆきたや―

慕(つの)る想いを 夜風にのせて

おわら流しの 胡弓がむせぶ


忘れたはずの あなたの顔が

鎧格子(よろいごうし)に また浮かぶ また浮かぶ

―露か時雨(しぐれ)か―

唄の節さえ 心を濡らし

おわら流しが 遠くに消える

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