歌詞

破れた電報

cali gari

作詞
桜井青
作曲
桜井青

―――静かすぎて耳鳴りが止まらない。

無口に祈る時間。

聞き飽きた言葉の裏こは、涙が住んでいるのだろう。―――


良く知っている見知らぬ人がいる。

子供がしゃがんでその人を見ている。


「この人は誰なんですが?この人は誰なんですが?」

―――って言っているのに!


楽しかった思い出が溢れ出せば、

そっと責め立てる懐かしい残酷さ。

現世に貼り付けられた儚さも、

今はいつの日か見た正夢かな?


「この人は誰なんですが?この人は誰なんですが?」


―――あの頃の僕が見ている。

僕は笑って口を噛み切って答えた。


木漏れ日に染まる暖かい闇に、

真っ赤な世界がすべてを認めている。

テーブルの上で死んでいた電報が

破れたまんまで僕を叫ぶ!


「帰りたい―――!」

提供: うたまっぷ