熊山准 バックパックを背負ったまま脱ぎ着できる!びんぼっちゃま風ソフトシェル
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暑がりで汗っかき、かつ出不精で極度の面倒くさがり屋なのに登山好きという、アンビバレントなミニくまちゃんです。 実際、登山は面倒くさいことの連続。とりわけ行動中のウェアリング=適切な服装のチョイスは命にかかわるほど重要、かつウンザリするほど頻繁に発生します。 たとえば出発時は薄手のダウンやフリースを着込むものの、歩き始めるとたちまち体温があがるのですぐさま脱ぎますし、さらに気温もあがるとジャケット類も脱がねばなりません。日中の行動中はシャツ1枚でOKかと思いきや、それだけだと汗冷えしますし、雨が降ったりやんだりすればレインウェアを着たり脱いだり、また、稜線に出て風が強くなってきたりするとジャケットを羽織りたくなります。たとえ日帰り登山でも思いのほかせわしなく衣類を脱ぎ着しているのです。 そんな煩雑な脱ぎ着をシンプルにするのがアクシーズクインの「クナド」(1万780円)。 そのいでたちは、動画をご覧の通りびんぼっちゃま風といいますか、メーカーいわく割烹着のような背面がないアノラックスタイプのウィンドシェル(ウィンドブレーカー)。でも、この珍妙なスタイルおかげで平均49gとウルトラライト、かつバックパック(リュックサック、ザック)を背負ったまま脱ぎ着ができるのです。ちなみに軽量ウィンドシェルカテゴリでは名作のパタゴニア フーディニジャケットが98gなので約半分の軽さ。 そもそもウィンドシェルを着たいのはどういうシーンでしょう? きっとハイペースで行動していてシャツは汗だく。でも風が強くなってきたり、稜線に出たりして、ちょっと肌寒くなってきたぞ、という時ではないでしょうか。吹き付ける風は冷たいけれど、ザックを背負った背中は汗だく。そういうとき、前身頃だけ覆えたらいいのにな、と感じるのです。また、テンポよく歩いているのでザックを担ぎ下ろしをくり返したくない。そこで、背負ったまま脱ぎ着ができるびんぼっちゃまスタイルが活きてくるのです。 発売から10年近く経ち、ハイカーからはよく知られているアイテムですが、合理的だとは感心するものの見た目と価格からなかなか手が出せなかったのですが、いい加減、煩雑なウェアリングをどうにかしたくて購入してみた次第です。 素材はナイロン100%で、防風性・通気性・撥水性のあるPERTEX QUANTUM AIR 12dn×12dnリップストップナイロンを使用。とりわけ防風性・撥水性よりも通気性にはこだわっているらしく、高温多湿なニッポン、もしくは汗っかきなハイカーには嬉しいかぎり。 また、襟ぐりが深いので暑い時はフロントジッパーを大きく下げて空気を入れることも可能。その際、胸ポケットやショルダーハーネス、サコッシュに入れた小物も出し入れできます(ジッパーは2個ついているため上下開き可能)。 羽織ったあとは裾のバタつきを抑えるため、バックパックのウェストベルトで抑え込むのですが、ウェストベルトがない場合や、ザックを背負わずに金太郎スタイルで着用したい場合には、左右の腰部分にあるループに、市販の細引きなどを取り付けて固定することができます。 本体色は墨色と、鮮やかなブルーの納戸色2色。サイズは男女兼用でXSからXLまで展開。動画内では身長170cm・70kgがMサイズを着ています。 珍妙だけど理にかなったウインドシェル。毎シーズン、すぐに売切れますので興味のある方はお早めにどうぞ(それで後回しになっていたのもあります)。 ■製品情報 クナド(アクシーズクイン) https://www.axesquin.co.jp/product/9137/

再生時間
00:00:44
配信期間
未定
タイトル情報
熊山准
リクルート編集職を経て独立、『R25』にてライターデビュー。執筆分野はガジェット、旅、登山、アート、恋愛、インタビュー記事など。同時に自身のゆるキャラ「ミニくまちゃん」を用いたアート活動を展開中。ライフワークは夕焼け鑑賞。マレーシア・サバ州観光大賞2015メディア部門最優秀海外記事賞受賞。1974年徳島県生まれ。