朝日新聞デジタル 淡路島で解体進む「観音さん」 足場が組まれ「まるでタワマン」
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バブル期の直前、兵庫県淡路市に建てられた高さ100メートルの世界平和大観音像の解体工事が進んでいる。像の周りには、タワーマンションのように足場が組み上げられ、現在は頭部だけが見える状態。今月中旬ごろには頭部も足場で覆われるといい、2023年2月ごろに更地になる見通し。  近畿財務局などによると、観音像は地元出身の不動産業者の男性が1982年に建て、「観音さん」と呼ばれていたが、所有者の死去などで2006年に閉館。外壁が落下するなど危険なため、相続人がいないか確定させる手続きを経て国が引き取り、昨年5月に解体を発表していた。  今後、観音像の外壁を撤去。残った鉄骨を上部からクレーンで下ろし、台座を含めて解体する。総工費は約8億8千万円。  最後の姿を写真に収めようと、訪れる人たちも相次いでいる。大阪府河内長野市の自動車整備業の男性(48)は「20年以上前に登った思い出があるので感慨深い」と何度もカメラのシャッターを切っていた。兵庫県洲本市の公務員の女性(39)は「観音さんがないと地域の目印がなくなってしまう」と惜しんでいた。

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