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とうぶん 【わがはい】凛々しすぎるだろ、ツシマヤマネコ
とうぶん 【わがはい】凛々しすぎるだろ、ツシマヤマネコ
動物はカワイイ。見ていてカワイイのは間違いないですが、それ以上にこちらの思い通りにならないところがたまらなくカワイイ。そんな全然いうことを聞いてくれない自分勝手な動物たちをただただ眺めるコーナー「わがはい」。自由に動き回る彼らをぼーっと見てみてください。今回は「凛々しすぎるだろ、ツシマヤマネコ 」ネコ目(食肉目)ネコ科に属するベンガルヤマネコの亜種。日本では長崎県の対馬にのみ分布する。日本国内に分布するネコ類は、人為的移入種であるイエネコを除けば、対馬のツシマヤマネコと、西表島のイリオモテヤマネコの2つのみである。1965年の劇的な発見と報道により全国的に知られるようになったイリオモテヤマネコと比べると知名度は劣るが、本種も同様に絶滅が危惧される希少動物である。1994年、環境庁によって国内希少野生動植物種に指定されたが、哺乳類では長らくイリオモテヤマネコと本種の2種のみが指定種であった。1971年には国の天然記念物に指定されているが、いまだイリオモテヤマネコと同じ特別天然記念物への指定はなされていない。一方、1998年の「哺乳類レッドリスト 」発表以来、一貫して絶滅の恐れが最も高い絶滅危惧IA類 とされている。かつては、単に「山猫」と言えば、それは(野猫を指すことも多かったが、その場合を除けば)特にツシマヤマネコのことであった。「猿」と言えばニホンザル、「狐」と言えばアカギツネを意味したのと同様である。古くは200年ほど前の文献に「山猫」として記述されており、1902年頃までは、対馬全域に普通に生息していたと言われる。毛皮は利用価値が低かったが、肉は美味であり、島にはもっぱらヤマネコを狩る猟師も存在した。さまざまな悪条件のもと、1970年代以前には約300頭、1980年代には100-140頭と推定されていたツシマヤマネコは、1990年代の調査では90-130頭、2000年代前半の調査では80-110頭にまで減少した。2010年-2012年に実施したツシマヤマネコ生息状況等調査では、70-100頭と推定され、減少傾向にあるとされている。対馬南部での生息について映像や個体等の明らかな確認は、1984年の交通事故で死亡したと考えられる個体の発見以来、長らく途絶えていた。このことからも本種の野生個体がいかに減少しているかが窺える。
- 再生時間
- 00:00:26
- 配信期間
- 〜 未定
- タイトル情報
- とうぶん
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